この前テレビで、もしも人類が突然消滅したらどうなるかっていうのをやっていた。
色んな専門家がシュミレーションをして、それを映画アバター(見てないけど)を作ったスタッフがCGで再現したんだと。こういうの好きなんでじっくり見てた。
電気はすべて止まって、冷蔵庫の食品が腐ってカビや細菌が大発生だとか、動物園の動物が脱走して、ワシントンの街を虎やライオンがウロウロしているとか、アスファルトは雑草に破壊されてきれいな草原ができあがるとか、エッフェル塔は200年後に錆びて崩壊するとか、それはそれは面白い映像だった。
自然って、ほんと強い。人類がいかに高飛車に過ごしているか。文明こつこつ4000年、いなくなりゃ50年もあれば、緑豊かな僕たちの言ういわゆる豊かな自然に地球全体が覆われる。人類なんてほんとちっぽけなもんなんだなと。
道路のアスファルトや高架下のコンクリートの壁をよく見てみると、小さな隙間にここぞとばかりに雑草が生えている。中にはアスファルトを持ち上げているものまで。僕たちが雑草と呼んで小馬鹿にしている草でさえこのパワー。地球から見れば、本当の雑草は僕たちなのかも知れない。
でも、僕は人類というのもすごいと思う。それは、檻から出る力があるからだ。魚は陸に上がらない。鳥は海底で住まない。しかし、人類は宇宙に出ようとしている。酸素も水も適温もないかも知れないのに。だから、すごい。
さぁ、せっかくなんでぬくぬくと檻の中で過ごさずに、ちょっと冒険してみませんか。
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