2010/08/01

横尾忠則全ポスター。

中之島にある国立国際美術館に、横尾忠則全ポスター展を観に行った。

国立国際美術館は、万博公園にあった頃には良く行ったのだが、移転してから行ったのは初めてだった。科学館の横にあるはずなのだが、どこにも建物は見えない。そう、地下にあるのだ(笑。

横尾忠則さんというのは、名前は知っていたが、僕の興味の対象ではなかった。しかし、twitterでたまたま横尾さんをフォローして、そのつぶやきを見ていてとても興味を持った。横尾さんはコチラ

まず何がって、横尾さんは1936年生まれだから今74歳位か。うちのばあちゃんの弟くらいの年齢だ。そんな歳で、twitterをやっていること。そして、twitterで必ず理解しておくべきこと(=真剣にならない)ことを見事に見抜いていること。つぶやき内容はもとより、この人はかなりのオモロな人だと、すぐに感じた。

ポスター展には、約900点の作品が展示されていた。高校生時代に描いていた50年代のものから2000年代のものまで、時代を辿りながら観ることが出来る。作品自体、とても面白いのだけど、何より感じたのは「進化」という言葉。

僕の中で「進化」というのは、たまたま優位な性質を身につけた個体が生存と生殖の競争を勝ち抜いて、その性質を次世代が受け継ぐという形で進化するというものだった。だから、同じ世代のものは、それ以上進化しない。次の進化は次世代へ持ち越される。という理解だった。

でも、横尾さんの作品を見ながら、「進化」というものの考え方が変わった。進化は、生きながら出来る。それには、何か一つの物事に対する継続が必要なのだろうけど、その継続の中にサイクルが生まれて、進化が生まれるのだろうと思った。

僕も、何か進化させてみよう。今は何か決めてないけど。いや、事前に決めることじゃないか。

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