2010/06/21

酒粕と泥。

僕はオッサンなんだけども、界面活性剤とかが嫌いでちょっとエコに関心のあるマダムの様な生活をしている。

過去に2度ほど謎の湿疹に全身を襲われて以来、市販のボディソープとかシャンプーリンスの類は殆ど使用していない。皮膚科で出されるステロイドの飲み薬がきつくて辛いんだ。

さて、じゃあ何で洗っているのかと言われれば、無添加のシャンプーベースにエッセンシャルオイルを加えたものだったり、塩をお湯で溶いたものだったり、インドのハーブであったり、それは気分で色々変えている。まぁ、どれでもいいんだけど経験から、石鹸系は皮膚の自浄能力を著しく奪うのではないかと思う。石鹸系で洗った時は、塩やハーブ、泥なんかに比べてオッサン臭くなるのが早い(笑。ナイロンタオルでごしごしなんていうのはもっての他だ。垢は勝手に出ていくものであって、擦って出てくるのは活きている皮膚じゃないのかな??

で、泥というものが出てきたのだけれども、僕はガスールと言うモロッコの泥を使っている。まぁ全身泥パックみたなもんだ。髪はそのまま使うとバシバシなるので、事前にオイルを髪に付けて若干ガードしておくといい。


話変わって、GWにヨガの体験に秋田県に行ってきた。その時に山本合名さんという酒蔵を見学させて頂いた。ふと見上げれば白神山地が広がる場所、この酒造にはそこから流れてくる銘水がパイプからどんどこ湧いている。山本さんは意欲的な方で、なんと自分で棚田を借りて米作りから醸造まで全部自分でしてしまった日本酒がある。試飲させてもらう。僕は元々お酒が苦手なのだが、この日本酒は不思議と飲めた。しかも、おいしいと感じた。僕が今までに美味しいと感じたお酒は、小学校の時にジュースと間違って飲んで眼を回したメロンフィズだけだ(笑。透明感のある水と言っては失礼だけど、お酒を感じさせないし、後味に酒臭さが残らない不思議な感じだった。山本さんの努力と白神山地の神秘的な水がその味を作るのだろう。

相方が、そこからその酒粕を取り寄せたのを少し分けてもらった。地元では、そこの酒粕を化粧水替わりに塗りたくり、お肌すべすべにしていると言っていたからだ。白神山地をガイドしてもらった70にはなろう、おじいちゃん先生まで使っているのだから間違いない(笑。

酒粕を直接塗るのはお酒が苦手な僕にはちょっとできないので、ガスールに混ぜて、酒の匂い消しにエッセンシャルオイルも混ぜて使ってみた。使用感は泥単体よりヌルヌル感がとてもした。使用後は、しっとり感が増した感じがする。酒の匂いはモチロンしない。なかなかいい組み合わせだ。

以上、オッサンの美容講座でした(笑。

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