2010/06/17

統計学入門。




「マンガで分かる統計学」を何回か読んだのだけれども、まだ何となく掴んだという感じ。まだまだ初心者の域を出ていないので、入門書をもう一冊位読むことにした。

見つけたのがこれ「統計学入門」(小島寛之)。この本を選んだ理由は、確率を使わないこと、微分積分や∑を使わないことだった。そうなんだ、僕が「統計のはなし」でダウンしたのは、数式や記号が多々出ること。これが、どうにも頭に入らない。逃げてばかりはいけないのだけれども、苦手意識を持つ前に、まずは好きになることから始めないとね。

で、この本は本当に記号がほとんど出てこない。数式は出てくるのだけれども、それは∑とかPとか使わないで、日本語で書いてくれている。例えば、「W={(標本)ー(標本平均)}の2乗÷(母分散)の和」とかいう感じで。今の僕には、この方が頭にスッと入ってくる。

内容は本当に分かりやすい。各講の最後にある練習問題も、シンプルで出来た気分にさせてくれる。最終的にはt検定を行うところまで導いてくれるのだが、なんとかかんとか辿りつけた。

あと、標準偏差の説明を株式のボラティリティを使って教えてくれるところもよかった。なるほどなるほど、「ボラ」なんて知ったかぶりして使っていたけれど、こうやって計算するんだ(笑。こういう身近な話題が出ると頭に入りやすいね。


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