2011/09/08
タマゴタケ。
7月に引き続き、職場の工事で5連休なんだけど、本当は来週の予定が業者の急な変更で2日前に言い渡されて、さてすることもなく困ったもんだなんだけど、明日から天気もよろしくないということで、今日のうちにマイフィールドへ。台風の影響か山の小川の水量は多く、山全体がしっとりとした感じ。
タマゴタケ。
僕が長野に初めてきのこ狩りに行った時に、アウトドアスクールの壁にこのキノコの写真が張っていた。なんてキレイなキノコだろうと思い、話を聞いてみると、キレイな上に食べても非常においしいという。夢のようなキノコだった。
僕はそれからずっとタマゴタケに憧れていた。一度つくばのきのこ展で現物を見たのだけれども、テーブルの上に何本もぞんざいに置かれたタマゴタケは、僕のイメージとは程遠く、匂いも全然良くなかった。
それでもフィールドの生きているタマゴタケは全然違うはずだと僕は信じていた。そして、それを今日確信することができた。
探索している時に一瞬でキノコ眼がとらえた。素晴らしい自己アピールだ。間違いないタマゴタケだ。心のなかでガッツポーズ。カメラの準備をしている僕の顔はたぶん相当にやけていたハズ。
それにしても何とも美しいキノコだなぁというのが第一印象。僕が一生懸命に写真をとっているところを通り過ぎるオバちゃんも綺麗な色やねぇと褒めてくれる。僕は自分の子供を褒められたかのように、そうでしょうと返し誇らしげに感じる。
で、食べたのかというと採らなかった。一本しかないからだ。山の神様がもし食べてもいいよというのならば、必ず2本以上あるはずだから。こいつが来年たくさんのタマゴタケを増やしてくれたらいいな。その時はいただくよ。
キノコ的な自分の夢が一つ叶った。まだまだあるんだけどね。それはまた次の話。
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