2011/05/16

渋滞の別の怖さ。




週末に岡山に行ってきた。キノコの勉強に。

まぁ、その話はまた別の機会にするとして、行きも帰りも高速道路を使って行ったのだけれども、どちらも宝塚、西宮あたりで事故渋滞にになっていた。

行きは、下道迂回とか色々工夫したのだけれども、結局遅刻。1時間前には現地に着くようなな時間に出たのに。。。

帰りは、工夫も何もなく、ただダラダラと流されるのみ。倍の時間掛かった。


誰だって事故なんて起こしたくないから、本当に仕方のないことなんだけれども、もし不幸中の幸いで物損で済んだとかの場合でも、よかったねなんて胸をなで下ろすのはちょっと待って欲しい。

もし、その事故で渋滞が起こった場合、何が起こるのか冷静に考えてみよう。車道だから、当の本人には前しか見えない。だから、その後ろに何十キロも車が渋滞していることに気づくことは少ないだろう。

高速道路なんかでは路肩に止めるわけにもいかず、トイレを必死で我慢するはめになった人もいるだろう。車酔いで吐きそうな人もいるだろう。ダラダラ運転で肩首が凝りまくって体調を崩す運転手もいるだろう。イライラして車内で喧嘩が始まる車もあるだろう。

そんなマイナスの念が、全てその当人に向かうとしたらどうだろう。確実に影響が出るだろうと思う。人の想いは何かしら力を持っていると僕は考えている。いい想いも悪い想いも。


別の方面から、時間という事を考えてみよう。渋滞で5000台の車の到着時間が1時間遅れたとしたらどうだろう。見たいテレビを家でゆっくりと見れた人がいるだろう。家族で楽しいディナーが出来た人もいるだろう。親の死に目に会えた人もいるかもしれない。


1台に2人載っていたとして、2人×5000台×1時間=1万時間=1年と51日


どうだろう。自分の寿命の1年を差し出せるだろうか。事故の裏で、人々のそれだけの時間を奪ったことになっている。

まだ、事故ならば仕方がない。事故現場を通り過ぎる人も、明日は我が身。同情の念を持って見る人が多いだろう。しかし、通勤時間に、複数車線の幹線道路で駐車して寝ているトラックドライバーがいる。もちろん、後ろは大渋滞だ。どうだろう、そのトラックを通り過ぎる時、その睨みつける眼の奥にあるみんなの念は憎悪に満ちているのではないか。僕は、その現場によく出くわすのだが、この人長生きできないなと思う。故意にそれだけ人々の時間を奪い、皆の憎悪の念を受けて普通に過ごせるわけがないと思うからだ。

事故は100%防げるものではないから、できるだけ安全運転で。そして迷惑になるような、渋滞を起こしてしまうような迷惑駐車は絶対に避けたい。そう思った交通安全週間の季節。

しっかし、お巡りさん多いなぁ。この季節の彼らの目は山のハンターそのものだ(笑。

2 件のコメント:

  1. イソザーキ2011/05/17 15:28:00

    渋滞でトイレ行かれへんくておもらししたのを誤魔化すための
    内容かと思って読んでしまいました。

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  2. イソザーキ

    通勤時に一度、座席に新聞紙をそっと引いたところまで追い込まれた事があったなぁ。朝、冷たいコーヒー牛乳を飲むと高確率(笑。

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