2011/03/19

ここは落ち着いてきたけど。

地震から一週間。

大阪では、テレビが24時間震災特番ではなく通常放送を始めた。CMが始まり、そのほとんどがACであるけれど。

ACのCMというと、CMの最後に流れる「エーシー」と言う女性コーラスの声が、不気味でどこか物悲しくて子供の時から大嫌いだった。ACのCMは夜中に流れる事が多かったのもトラウマだ。最近、またこのトラウマが復活して嫌な気分(何十年も同じコーラスのような気がする)だったのだけど、一昨日位から「エーシー」のコーラスが突然消えた。恐らく僕と同じようなトラウマを持つ人がたくさんいて、クレームをつけたのかも知れない。それは僕に取ってはうれしいのだけど、テレビの中で何度も2秒程度無音状態が繰り返されるのは、少し違和感を感じている。慣れると思うけど。


テレビでは避難所の映像が主だったものになってきた。ネット上では、一般の方が撮影したであろう被災地の画像が掲載され始めた。原発は未だ予断を許さない。都心では停電と買い占めが問題となっている。

まだ大阪が普段どおりであることに少し違和感を感じている。この違和感が消える頃には、復興作業も始まるだろう。プロの方はまだ全力で作業を続行されている。僕達の出番は少し先になりそうだ。

もっと思うことを書きたい気持ちはあるのだけれども、ネットでは英雄探しと魔女狩りが同時に行われている。そして英雄は偽物であったり、魔女は真実を知るものであったりするのだけれども、数の力でねじ曲げられている現状は恐ろしい。

今の科学は全てを知る術ではない。だからトンデモ専門家が出てきたりもする。けれど、それよりパニックに乗じて非科学が幅を効かせ始めていることに注意している。科学の未知の部分を解明する為に、非科学の経験則が活かされる可能性は十二分にある。だから僕は非科学を切り捨てないし、プロフィールにもあるように実際興味もたくさんあるし、占いだってね(笑。しかし、パニック時には僕は科学を信じたい。科学は、救うのに失敗した少数の事例を叩かれる傾向があり。非科学は救った少数の事例を持ち上げられる傾向がある。単純に考えると救った数は科学の方が多い。だから僕は科学を信じる。

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