2011/04/03
街が寂しい。
例によって写真は全然関係ない(笑。なんか写真あった方が、しょうもない文章でも読む気になれるということなので。
街が寂しい。夜に車で梅田とか谷町筋とかを通ったのだけれども、なんか薄暗い。信号待ちなどで、目を凝らしてみると照明を消されている企業の看板がたくさん見える。JR大阪駅と阪急梅田をつなぐ名物横断歩道の信号待ちの人の列もいつもの半分以下、3列ぐらいか。
なんだ、これ。寂しすぎるよ。
旅行していると、地方って夜は真っ暗なのね(沖縄は別、沖縄は夜のほうが外にたくさん人がいる気がする)。当然外を歩く人も少ない。人が少ないから暗いのか、暗いから人が少ないのかは分からないけれど。
今の大阪の中心街の状況、地方に存在する夜出歩くなという無言の圧力と同じものを感じる。それを感じた人が外出を控えて、こんな街になっているのかなぁと思う。
東北や九州で自然を満喫して大阪に帰ってきたとき新御堂筋から見える明々とした街のネオンを見るとホッとするんだ。あぁ、大阪に帰ってきたって。人ごみが大嫌いな僕でも、やっぱり梅田とかの繁華街には人はたくさんいて欲しい。寂しくて、不安になる。
節電だ、不謹慎だ、被災地の現状を考えろって言うのとか、逆に普段通りにして経済を支えろ、暗いと犯罪が増える、とかのややこしいことの正当性はよく分からない。ただ、今の僕の意見は寂しいということだけ。
まっ、大阪人ことだから、じきにこの暗さに耐え切れなくなって普段どおりに戻ってくると思うけど(笑。被災した方でこっちに移住してくる方もたくさんいると思うから、その方たちに大阪は人も街も明るいとこだねぇって言われる様になることを願うばかり。
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