2011/10/13
秋のきのこの勉強。
9月初めに岡山できのこの講座がある予定だったのだけれども、台風の影響で中止になり10月の頭に変更になった。
僕の中では、きのこ最盛期に近づいたのでラッキーだったのだけれども、実際の山は乾き、ちょうど夏キノコと秋キノコの境目に当たってしまったらしく、山は閑散としていた。
写真は2つがくっついたようなシロオニタケの仲間。キノコも樹木みたいに2つがくっつくことがあるのかな??
目立った所では、ベニタケ科。これはアオゾメツチカブリらしい。微妙に乳液がツチカブリではないようで、ここらへんは僕にはまだ手が届かない。
ベニタケ科に関しては乳が出るのと形が結構分かりやすいので、図鑑を引くのがはやくなったかな??細かいことはさておき、まずは科と属の特徴を把握するのが近道のようだ。いつまでもペラペラと絵合わせしていたらダメ。
今回はきのこの生殖についての勉強。難しかったけど面白かったな。人間で言う性別が4つ以上あるだとか、有性生殖と無性生殖(コピー)で形を変えて行ったり、同じ個体内でひだと根元から行ったりとか、キノコはなかなか奥が深い。
発生条件も色々研究されていて、松茸は地温が19度にならないと出ないとか、ハタケシメジは地面を圧する力を感じて出るとか、栽培の原木しいたけは金槌で叩くと出るとか、こういう豆知識をハンター系の人たちは熟知しているんだろうなぁ。出やすい場所とか季節だけではまだまだ不十分ということか。
ちなみに会場は岡山県自然保護センター。ここではタンチョウヅルが放鳥されているので、興味のある人は是非。自然豊かで散歩しているだけで元気になるよ。
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