2011/10/18
豊島再び。
「とよしま」じゃねぇゾ、「てしま」だゾ。
去年、瀬戸内芸術祭で訪れた豊島を再訪した。
目的は豊島美術館。僕が去年豊島を訪れた際にはまだオープンしていなかったからだ。
フェリーの中は小豆島に向かう子供たちで賑やか。だが、誰かがテレビのチャンネルをいじり、せっかくトリコを見ているのに、ちょうどいいところで張さん(喝のおっさん)の顔になったりしたのは残念無念だった。
豊島では去年と同じく電動自転車を借りた。これがないと豊島は辛い。まだ美術館は開いていないということなので、とりあえず島内一周。
ぶらぶら一周したんだけれども、去年は作品見ながら回ったのでフェリー時間に間に合わないと必死に漕いだ記憶があるが、あっさり一周。まだ美術館は開いていない。見ていると「壇山」の文字。景色最高自転車30分と書いてある。去年行ってないし、入ってみるかと、道を右折して山に向かう。さすが電動アシスト、結構な坂道もスイスイ登る。
が、途中で電動自転車のバッテリーが切れる悲劇。こうなると、ハイテク乗り物がただの重たいガラクタに変身する。置いていくことも考えたが、山を越えて向こうに出る可能性も考え押して登ることに。誰にも追い抜かされず、すれ違わず、何度も心が折れそうになるが、この景色を見て心を持ち直す。
山から島を望む風景というのは、長崎とか伊勢志摩なんかの景色が印象に残っているけれども、この瀬戸内の島々を望む風景もいいなぁと。頂上まで行く決心をする。
頂上手前からダートになったので、自転車を置き、徒歩で。
今年4月にできたばかりという展望台が迎えてくれた。誰もいない。360度のパノラマ独り占め。お疲れ様、俺と朝市で買ったおこわを頬張る。
あぁ、美味い。贅沢な時間を十分楽しみ、せっかくだから反対側を下るために再び自転車を押す。ちょうどここから下りという所で、
クリ落ちまくり(笑。しかも今朝落ちた様な感じで鳥にも虫にもやられた形跡が全くない。どう考えても人の所有ではなさそうなので、ありがたく山の恵を頂く。このクリは普通の栗に比べて小さい。ばぁちゃんが言うには、これは柴栗というものでごちそうだと言うことだ。確かに甘くておいしかった。
山の神様、ごちそうさまでした。
。。。あっ、美術館行くの忘れてた。また来年行くよ、豊島。
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