翌日、富士山にある陸上自衛隊富士学校に向かう。
この日は、開設58周年記念行事っていうのが行われていて、実際の現役の兵器が行進したり模擬戦闘をしてくれたりする。
朝、出遅れたおかげで楽しみにしていた戦車試乗体験の抽選が終わってしまっていた。1万分の300位の当たりクジらしいから、大吉ハンターの自分としては余裕で当たり引ける気満々だったのだけれども(笑、勝負の場にすら立たせてもらえなかったのだから仕方がない、またの機会に。
その後、式典が始まったのだけれども、挨拶が長い長い。校長から始まり大臣、国会議員、知事…etc、やっと終わったと思ったら電報(笑。自衛隊の真面目な行事だけに、さすがに隠岐の島の牛付きで会長の話がちょっと長かっただけで、野次を飛ばしたり途中で引っ込め拍手をした酔っぱらい親父のような存在はおらず(いたらすぐ連行されそう、笑)、みんなじっと聞いていた。
そうこうしているうちに雨が激しくなって、みんな7月なのに寒さに耐えながらの見学。でも各隊の行進が始まると大興奮。双眼鏡を持参したのだけれども、双眼鏡のあの丸い視野で覗くと、とてもリアルでドキドキする。ぜひ双眼鏡の持参を。
模擬戦闘もカッコ良かった。空砲とはいえ実際の発射音というのは凄まじい。人、バイク、装甲車、高射砲、地雷処理戦車、橋を作る戦車など、天候の関係で航空からの援助は中止されたけれども、本当に大戦略さながらの迫力ある演習が目の前で繰り広げられていた。
大満足で、模擬店の会場に向かう。
いうなれば、この日が富士学校の学園祭みたいな感じなのかな。まだ初々しい若者が焼き鳥や焼きそばを威勢よく売っていた。値段も良心的。
大好物のアメリカンドックが売っていたのだけれども、そこのカラシ担当の子が、ケチャップさながらにカラシを塗っていたのがウケた。アメリカンドック食べたことないのかな?
罰ゲームさながらの量。さすがの僕もムセてしまった(笑。
後は、隊員さんが家族を招待したのかな??子どもとフランクフルトを手を繋ぎながら楽しそうに食べていたのとかが印象的だった。僕達のために家族との大切な時間を犠牲にしてくれていて、本当にごめんなさいとありがとう。
帰りに10年ぶりに富士山の麓の牧場のジェラートを食べた。僕達の舌が肥えたのか味が変わったのか分からないけど、当時の感動がなかったのがすこしせつない。
新東名高速道路に乗って新しいSAに寄って帰宅。
大きくてキレイだったけど、下水の処理が追いついていないのか、駐車場あたりは汲み取り便所の臭い、田舎を思い出した。これ、真夏やばいような。。。